今回は集客する際に、どう言った人を巻き込むべきかというところをお伝えしていきます。
結論から言うと、題名でもあるように、専門家・知識人です。
昔からブームはこういった人たちが作ってきました。
格闘技を例にして考えましょう。
我々格闘家たちの技術や身体操作にとっての専門家とは誰でしょうか?
答えは、医者や物理学者です。(もちろん角度を変えれば他にも専門家はたくさんいます)
「拳で人中を撃ちぬけば致命傷を与えることができます」と言う教えに対し、医者が人体の仕組みからさらに詳しく解説をしてくれます。
「速ければ速いほど、威力の大きな突きがだせます」と言う教えは、物理学者が詳しく解説をしてくれます。
そしてそれらの説明を聞いた周りの人たちは、「専門家が言うなら間違いない」と確信を持ちます。
道場の集客の際に、ついつい我々は道場の特徴や理念だけを押し付けてしまいがちです。
しかし空手のこういう教えは、医学的にこう・物理的にこう、と裏付け(エビデンス)があるとよりいっそう訴求力のある教えに進化します。
”教育の場としての道場”というカテゴリでいえば、教育学者や生理学者などの言葉も有効かもしれませんね。
道場生の親や知り合いにそういった職業の方がいれば、その方にインタビューしてみるのもいいかもしれません。
人はどうしても当事者より第三者の言葉に耳を傾けます。
なぜなら、当事者からの言葉は裏があるのではないか?という疑いがあるからです。
例えて言うと、私があなたに自社製のプロテインを勧めるとします。
そのプロテインが他の物より数倍優れていて、とても質が良いものだから勧めたいと思っても、私の言葉はあなたへ「売りつけるための営業トーク」になって届いてしまいます。
しかし、私の会社に関係のないボディービルダーが「このプロテインオススメだ」と言えば、みんな安心して購入するのです。
皆さんも口コミを見たり聞いたりして購入した経験はありませんか?
道場の集客でも同じことが言えます。
例え専門家・知識人でも、講師が言ってしまうとただの営業トークです。
あくまで第三者(勧めることで利益にならない)の言葉で、客観的な空手の有効性を語ってもらうことが大事です。
そこを意識して集客をやってみてはいかがでしょうか?