時事ネタにしては少し遅いですが、9/1にデジタル庁が発足されました。
国としてデジタルを進めていこうという流れですが、スポーツ業界もデジタル化が進んでいます。
これはJリーグやプロ野球といった大きな団体に限らず、町の小さな道場でも取り入れているところはあります。
例えば、
・集客をSNSで行っている
・集金をオンライン決済にしている
・コロナ禍にオンラインで練習している
これらがあります。
まだまだアナログが強い部分が残っているのも事実ですが、いずれ淘汰されていくことも事実です。
もちろん全てをデジタル化していくわけではありません。
空手とは、”伝統文化”です。
古来の練習法や技術というのは、ありのままを伝えることに価値があります。
しかし、集金や事務処理などは空手の伝統文化が及ぶところではありません。
そういったところは、デジタルに変えていくべきです。
近年では”DX”という言葉が流行っていますが、”流行”が”日常”に変わるまでに、町の道場も取り入れる練習を始めないと、時代に取り残されていきます。
この時代に馬に乗って会社に行く方はいませんよね?
江戸時代では当たり前だったことは、この令和では笑い話です。
CBDC(中央銀行デジタル通貨)をご存知ですか?
日本円を現金からデジタル通過にするという未来もSFだけの話ではありません。
現に中国はデジタル元の導入が進められています。
日本もデジタル円が流通する未来がきたとき、ずっと月謝袋で現金を集めていた道場はどう対応しますか?
こういった時代の流れに乗り遅れないように、今から少しづつ慣れておくのです。
あなただけではなく、道場生(お客さん)も教育しておく必要があります。
今まで現金だった人に、「明日からオンライン決済です」と伝えても急に対応はできません。
今のうちに道場生にも、オンライン決済に慣れてもらっておくのです。
あなたは10年後、馬に乗って出勤しますか?それとも自動運転の車に乗って出勤しますか?
今回は煽りのような記事になってしまいましたが、時代の流れに乗れずに潰れる道場を見たくないという思いで書きました。
筆者で力になれることがあれば、相談に乗ります!
あなたが磨いてきた技が、デジタル化ごときで潰えないことを祈ります。