「やられたらやり返す、倍返しだ!」この言葉に隠されたすごい法則

半沢直樹で有名なこの言葉、

”やられたらやり返す、倍返しだ!”

皆さんご存知ですよね?

今更古いと言われるかもしれませんが、最近読んでいた本にすごく深いことが書かれていたので、ぜひ皆さんに共有したいと思います!

この言葉に隠された法則とは、

返報性の法則です。

他人がこちらに何らかの恩恵を施したら、自分は似たような形でお返しをしなくてはならない

ロバート・B・チャルディーニ.影響力の武器,

内容は言葉通りなんですが、この効果が本当にすごいのです。

何がすごいかと言いますと、

・親切がその人にとって迷惑だとしても、何か返さないといけないと言う気持ちが働く・親切をしてくれた人の印象(好き、嫌い)に関わらず、この法則が働く。

嫌いな人からの強制的な親切でも、受け取ってしまうと我々は返さなければと言う気持ちが働くのです。
詳しく知りたい方は、書店にて”影響力の武器”をお探しください。

話を戻しますが、これって経営者にも言えることじゃありませんか?
あなたの周りに、「自分だけが儲ける」「自分意外にノウハウを教えたら自分の取り分が減る」そういったことを言う人いませんか?

そういう人って、周りからの好感度高くないし、きっと貧乏じゃないですか?

でも私もこの気持ちすごく分かります。
目先の収入を考えて、周りのことなんて気にしてないんですよね。
「今月の収入を上げるには何をしたらいいか・・・?」

この発想自体が、返報性の法則に反しています。

「みんなのためになることは何だろう?」
この発想こそが、結局収入にも繋がります。

 

本を読んでいるとき、私が返報性の法則だと感じたことは、”台湾との関係”です。
東日本大震災のとき、台湾はたくさんの義援金を送ってくれ、その他にもたくさんの支援をしてくれました。

宮崎県出身である私には、おそらくの支援は生活に影響はなかったと思います。
しかし、台湾への好感度は上がりましたし、台湾が何かあったら自分たちが助けなきゃと言う想いがあります。

台湾側にしても、日本統治時代の返報性からこういった支援に繋がったのかもしれません。
日本人と台湾人には、お互い”やられたらやり返す、恩返しだ!”の精神が流れていますね。

仕事でも空手道でもそうですが、自分の見返りを考えるのではなく、相手のために何をするかを考えることが大事だと思ったので、共有させてもらいます。
経営テクニックなどではありませんが、返報性の法則を覚えておくと良いかもしれません。