”空手道を仕事にする”ことは道場経営ではない!?

このサイトでは、空手道を仕事にするための情報サイトとなっております。
そのため、お金を稼ぐということに特化した記事を書いていきます。
初めての方は、メニュー「初めての方へ」から読むことをおすすめします。

空手道でお金を稼ぐとは?

皆さんは、空手道で仕事というとどんな手段を思いつきますか?

一般的には道場経営ではないでしょうか?
私は伝統派出身ですが、空手道ビジネスは極真空手がすごく盛んなイメージです。
各地に支部を置き、門下生も100名なんてザラに越える世界を想像しますよね。

一方、伝統派でそこまで勢力を拡大している道場ってあまり聞きませんよね?
ではやはり、伝統派も極真を見習って、バンバン支部を出していかなければ食っていけないのでしょうか?

答えは、半分NOです。

もちろんそういった拡大の方法で順調にいけば、収入は間違いありません。
でもこれから空手道を仕事にしたいという若者はどうですか?

とてもそんな資金はありませんよね?

今回はそんな方たちへ、道場経営以外でお金を稼ぐ方法をお教えします。

空手道でお金を稼ぐ手段

SNS配信(難易度:難しい)

YouTubeやTikTokなどのSNSにおいて、配信を行い広告収入としてお金を稼ぐ方法です。

YouTubeでは、

・登録者数1000人・直近1年間の総視聴時間4000時間 ほか

これらの条件をクリアすることで広告をつけることができます。

 

撮影機材・場所・動画編集などが必要かつ、広告条件をクリアするまでに時間がかかるため、難易度は高くなります。
しかし一度広告が付いてしまえば、動画は来年も5年後も動画が再生され続ける限り収入になります。

すぐに収入を求めない方にオススメです。

セミナー(難易度:普通〜難しい)

1回〜数回程度のセミナー(講習会)を開き、その受講料でお金を稼ぐ方法です。

コロナ禍がオンライン化を後押ししたため、ネットでの開催もよく見受けられます。
パソコンやスマホ1台あれば開催できる点では、開催までの敷居はかなり低いです。

しかし無名な指導者だったり、顧客リストを持っていない方では集客からスタートになるので、これからスタートする方には、SNS同様ファン集めから始めるという点で難易度は高めです。

セミナーは、ある程度知名度や顧客を持ってから始めると、収入に繋がりやすくなります。

海外へのセミナーは、需要が高く日本での知名度は必要ないためチャレンジ精神の高い方は、海外に目を向けてみてください。

グッズ(難易度:普通)

空手道着や書籍などのオリジナル製品を製作し販売する方法です。

学生時代、クラスでお揃いのTシャツなど作った経験はありませんか?
今や簡単に低価格でオリジナル製品を作ることが可能です。

グッズの最大のメリットとしては、自分が働かなくても収入になるという点です。
もちろん販売促進活動は行う必要がありますが、お客さんに買いたいと思わせることさえできれば、あなたが寝ていてもご飯を食べていても、自動でお金が入るようになります。

あなたがもし、

・道場で指導している・SNSをやっている・セミナーをやっている

こういった活動をしていれば、ぜひグッズを作ることをオススメします。

行政と連携事業(難易度:普通)

行政の行う事業の講師として収入を得る方法です。

行政は地域の課題解決のために日頃から様々な事業を行っています。
しかし、職員もその道の専門家ではないため、どうしたら課題解決に繋がるのか、日々頭を悩ましています。

そこで空手道を使った事業を提案し、共同事業を行うことができれば、安定した収入を得ることが可能となります。

こちらは別で記事を書いていますので、ぜひ読んでみてください。

総合型スポーツクラブ(難易度:簡単)

ここからはあまり知られていない方法で、かつ難易度が低い手段をご紹介します。

総合型スポーツクラブをご存知でしょうか?
フィットネスクラブとは違います。

気になった方は、ご自身でお調べいただきたいのですが、要は地域スポーツを促進しようという国が進めている事業です。

何が良いかというと、実績が無い状態でも助成金をもらえるということです。

金額でいうと、初年度は約100万円もらえます。
しかも書類を提出するだけの申請で、年齢や経験などは不問です。

総合型スポーツクラブの中の1種目として空手道場を作ることで、空手道で収入をもらうことが可能です。

これは、単に助成金がもらえるからという話だけではありません。
部活動の民営化や少子化という時代の背景にも合ったクラブです。

ここ数年の内に、総合型スポーツクラブが各地域で必要となります。
少子化で部活動が廃部に・・・。スポーツ少年団の中で子どもの取り合いに・・・。
田舎ではもうすでに始まっています!

空手道だけにこだわらず、いろんなスポーツを提供する場の一つとして空手道を行うことも、これからのスポーツビジネスには必要な要素です。

こちらも別で記事を書いていますので、ぜひ読んでみてください。

JICA海外協力隊(難易度:簡単)

現在は名称が変更していますが、以前は”青年海外協力隊”と称して活動していました。

世界のいわゆる発展途上国と呼ばれる国に移住し、自分の得意分野を指導する国のODA(政府開発援助)事業です。
実はこの中にも、「空手道」という職業があります。

試験も簡単な論文と実技だけですので、入念な準備や相当期間を要するものではありません。
必要なものは海外に移住する度胸のみです。

気になる収入面ですが、現地での生活費(現地企業の管理職相当の金額)に加え、日本でも毎月の貯蓄(2年間で約200万円)をしてもらえます。
現地での医療費も無料で、特に手出しすることはありません。

度胸さえあれば、初期投資などが必要ないという点で、難易度はかなり低いものとなっています。

JICAについて詳しく記事を書いたので、よろしければこちらもご覧ください。

最後に

空手道でお金を稼ぐ方法を紹介してきましたが、道場経営だけが仕事ではありません。

空手道を取り巻く環境全てに、それを支える仕事があります。
そしてチャンスが眠っています。

あなたの空手道を取り巻く環境を今一度見直してみてはいかがでしょうか?

ご質問等ありましたら、お気軽にLINEください。