空手家が陥る集客ができない考え方

今回は少しマーケティングの観点からお話しします。

マーケティングの本で、「ドリルを売るには穴を売れ」という本があります。
とても読みやすく、物語調なので初心者向けでオススメです。

題名にもあるように、ドリルを買いたい人はドリルを求めているわけではありません。
”穴を開けたい”だけです!

客観的に考えると当たり前のようですが、自分事になるとよく無視されがちです。

空手道場の場合だと、

・うちの道場は楽しくやっています!

・礼儀作法を徹底しています!

・綺麗な設備があります!

このように特徴だけをを述べがちです。
先ほどの例でいうと、ドリルの性能を紹介している状態です。

どんなに性能が良くて、見た目がカッコ良くても、穴が開けれないドリルはいりません。
道場でも同じように、どんなに中身が良くても道場生がなりたい自分になれなければ通う意味がありません。

・強い自分になりたい!

・かっこいい技ができるようになりたい!

・オリンピックを見て、あんな形がしたい!

これらの願望を叶えることができる、ということを相手に伝えてあげなければなりません。
それがあって、初めてその他の特徴が+αで働くのです。

そういったことを意識して、集客を行いましょう。