”働き方改革”が数年前に流行りました。
現在はコロナ禍もあり、リモートワークやフレックス制度が導入されている会社も多くあります。
では習い事業界はどうでしょうか?
筆者の周りでは、空手道場のお稽古日が決まっており、基本的にその曜日は習い事に行くのが通例です。
しかし現在の子どもたちは多忙で、2〜3個の習い事をしていることはザラにあります。
その中でさらに空手を学ぼうとすると、とても週の2〜3日を費やすことができません。
そこで空手道場も、自分で選択して稽古日や回数を選べる仕組みがあると大変喜ばれます。
空手経営大学から出たこころ道場では、現在は火曜と土曜の2回に設定してありますが、週1回コースと2回コースに分けています。
そうすることで、平日は別の習い事で埋まっているが、土曜の午前中にできる習い事を探しているという家族が実際に体験に来られました。
現在はお稽古日も2日間ですが、これを週5日などに増やすことによって、別の習い事の合間に習いたい子どもたちを集客することが可能です。
習い事も1個じゃない時代ですので、利用者がより入りやすい環境を作り、習い事改革を進めていくことが重要です。
そういった意味でも、他の道場と連携し月・木はA道場、火・金はB道場、水・土はC道場などのように、会員が自ら生活スタイルや好みに合わせて、道場を変えるなどができたら面白いと考えています。
”同業は敵ではなく仲間です”
あの先生は〜、あの道場は〜、と言って孤立する道場はますます経営が大変になります。
同業の仲間といかにネットワークを作るかということを意識してみてはいかがでしょうか?